海外から商品を輸入したい――。そう思っても、最初の一歩は誰でも不安です。
「英語での交渉が不安」「どんな書類が必要か分からない」「法律や規制が複雑そう」…。
今回は、そんなお悩みを乗り越えて初めての海外輸入に成功した事例をご紹介します。サポートにあたったのは、食品・化粧品の輸入に強いプロフェッショナル・吉川さん。中小企業や個人事業主の方に寄り添い、輸入の一歩目を支援しています。
今回ご相談を受けたのは、「ベトナム製のダウニー柔軟剤を日本で販売したい」という個人事業主の方。日本では手に入りにくい香りの種類を取り扱いたいとのことでした。
ただ、その方にとっては初めての海外輸入。仕入れ先のリストは持っていたものの、
英語でのやりとりに自信がない
どんな交渉をすればいいか分からない
輸送や法規制に不安がある
ということで、吉川さんが交渉から書類取得、通関サポートまでをトータルでサポートしました。
輸送に際してまず問題になったのが、SDS(Safety Data Sheet:安全データシート)の取得です。これは製品に含まれる成分の安全性を示す書類で、輸送会社だけでなく、Amazonなどで販売する場合も必要になります。
吉川さんは、現地メーカーと直接交渉し、必要なSDSを入手。SDSは現地サプライヤーが出してくれない場合もあるため、ここでつまずくケースも少なくありません。交渉経験の豊富な吉川さんだからこそ突破できた壁でした。
今回のダウニーには天然のエッセンシャルオイルが含まれており、2つの規制への対応が必要でした。
天然素材に日本国内に存在しない植物が含まれると、生態系に影響を与える可能性があります。吉川さんは、検疫所に直接問い合わせて輸入可否を確認し、スムーズな手続きにつなげました。
絶滅危惧種などを保護するための国際条約で、エッセンシャルオイルの原料によっては規制対象になる可能性があります。ここでも、
サプライヤーから製品資料を入手
通関業者と連携して税関に事前申告
規制対象外であることを確認
といったステップを踏むことで、リスクを未然に回避することができました。
こうした地道な手続きと交渉の結果、無事に日本への輸入が完了。
しかも、「日本で最も安くベトナムのダウニーを仕入れることに成功」という成果につながりました。
最初の一歩に不安を抱える事業者にとって、専門家の伴走がどれほど心強いかが伝わる事例です。
海外からの輸入や輸出は、リストを作るだけでは前に進まないことが多々あります。
・英語でのやりとり
・安全性データの取得
・法規制の確認と通関対応
こうした実務的な課題を丁寧に乗り越えることが、海外ビジネス成功のカギです。
吉川さんのようなプロのサポートを受けることで、「やってみたい」を「できた」に変えることができます。
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