「海外進出って、なんか難しそう…」 そう思っている中小企業の社長、海外営業担当のあなた!
「良い代理店が全然見つからない…」そんな時に試すべき発想転換と代替アプローチ
はじめに:「見つからない」のは方法のせいかもしれません
「展示会にも出た。紹介も頼った。だけど、良い代理店が全然見つからない…」
これは、海外進出を目指す中小企業の多くがぶつかる共通の悩みです。
でも本当に"良い代理店が存在しない"のでしょうか?
実は、発想の転換とアプローチの工夫で、 これまで見えていなかった"理想のパートナー"と出会える可能性が広がります。
本記事では、実例を交えて「海外 代理店 見つからない」状況を突破する戦略を紹介します。
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【よくある落とし穴】“これ”ではなかなか見つかりません
1. 紹介や展示会頼みは母数が少ない
紹介や展示会は信頼性がある反面、数が限られています。
たとえば、ある機械部品メーカーはアジア地域の展示会に毎年出展していましたが、 5年間で成約に繋がったのはわずか1社。母数が少なく「マッチする確率」が極めて低かったのです。
2. 「営業代行」視点で探すとミスマッチに
代理店を「自社の営業部隊」として考えると、 販路も考え方も違う企業とズレが生じます。
とあるソフトウェア企業は、価格で選んだ代理店に販売を一任。 ところが実際には"売る気がない"という事態に。 共に育てる意識が必要です。
3. 「定量評価」に偏りすぎている
「規模が大きいから良さそう」「売上が高いから安心」…。 でも実際に大事なのは、担当者の熱意や、市場理解、レスポンスの早さなど、数字に現れにくいポイントです。
【発想転換】「代理店=セールスマン」から「共創パートナー」へ
本当に欲しいのは、製品やサービスの価値に共感し、 一緒に市場を育ててくれるパートナーではないでしょうか?
実例:中堅メーカーの逆転劇
ある計測機器メーカーは、従来の商社に頼るのをやめ、 「自社と同じ業界の販路を持つ中堅SIer」にアプローチ。 製品の組み込みとセット販売でシナジーが生まれ、 結果的に年間売上が2倍に。
販売力より"戦略的相性"を重視することで、道が開けた好例です。
【代替アプローチ】今日からできる4つの実践策
1. 逆指名で攻める:「リスト化×ピンポイント提案」
展示会での偶然に頼るのではなく、 あらかじめターゲットを絞ってアプローチしましょう。
業界団体や商工会の企業名簿
LinkedInでの企業調査
これらを活用すれば、自社に合う企業像に近い候補をリスト化できます。
2. 興味を引き寄せる:「インバウンド×情報発信」
日本語・英語・現地語の多言語対応Webサイトを整備し、 事例・実績・製品紹介を分かりやすく発信。
海外企業が検索からあなたにたどり着く「仕組み」を作ります。
3. まずは試す:「共同検証→契約へ」
いきなり長期契約を結ぶ必要はありません。
"市場反応を見たいので、PoCからどうですか?"
"展示会での反応検証だけ一緒にできませんか?"
と声をかけることで、相性確認と実績づくりを同時に行えます。
4. デジタルの力を借りる:「海外営業伴走ツール」の活用
Leapでは、海外展開に最適化されたSaaSを提供しています。
自社に合う代理店候補をAIでスクリーニング
メールテンプレートや提案書の現地語化支援
商談進行を可視化するダッシュボード
【まとめ】「見つける」ではなく「育てる」視点が鍵
良い代理店が見つからない…。そのときこそ、考え方の転換点です。
相手に出会えないのではなく、出会い方を変える時かもしれません。
Leapでは、見つける・交渉する・育てるという海外展開の全フェーズで 中小企業の皆様をサポートしています。
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